メルボルン大学での一学期の振り返り

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お久しぶりです、先日メルボルン大学での初めての学期を終えたYugoです。いつもはIBや海外大学関連のアドバイスなどを発信しているのですが、今回は私の一学期の振り返りを書いていこうかなと思います。

やはりIBでもたくさんしたのですが、常に振り返りを重ねて自分と向き合い、良かって点を吸収しうまくいかなかった点を改善することで、大きく成長できます。私自身の学びになるだけでなく、私の成功・失敗体験が少しでも皆さんの留学生活などで役に立てば幸いです。

交友関係

まず今学期で一番よかったことは、交友関係がすごく充実していたことです。日本でIBをやっていた時はクラスメートとの交友関係はよかったものの学業のみに専念しており、プライベートで遊んでいたことがあまりありませんでした。

しかし今学期は寮で趣味や価値観の合う友達がたくさんでき、自分の好きなアウトドアの旅行をたくさんすることができました。

特にメルボルンの郊外にあるフィリップアイランドというところでみたサンセットは人生でみたサンセットの中で一番美しくてすごく感動しました。

また学期後には、寮で友達になったシンガポール人の学生の家に泊めてもらい、シンガポールとマレーシアを旅行したりもしました。

フィリップアイランドでのサンセット

グレートオーシャンロード

マレーシアのBatu cave

また、プライベートで遊ぶ関係だけでなく自分が身体的、また精神的にしんどい時に相談に乗ってくれる友達もできました。

例えば、期末試験の二週間前ほどに体調を崩したのですが、仲の良い友達が自分が買い物にいけない状態にあるからと、自分のために買い物をしてくれたりもしました。

特に初めての海外生活/一人暮らしをしてみて気がついたのは、どれだけ人との繋がりが大事かということです。高校の時は両親や先生のサポートがあり、別に個人で動いていても何も不便なことはあまりなかったです。しかし海外で生活していると他の人の助けがないとうまく生きていけないなと非常に強く感じました。

インターン

今学期は自分の学習の部分においても非常に充実していたと感じました。私は、学期が始まる前から学期が終わった後にインターンシップを始めたいと思っていました。

エンジニアとしてインターンシップを獲得するには、自分が作ったことのあるプログラミングのプロジェクトやスキルを見せることがとても重要になります。

そのため、私は学期中も授業外で並行してPHPという言語を使ってWebアプリケーションなどを作成していました。

旅行先を推薦するWebアプリ

10月ごろから10社ほど応募し、自分が強く興味を持っていた企業には書類選考で落とされ大学一年でエンジニアのインターンを取るのは諦めた方が良いのかもしれないと思ったこともありました。しかし、結果が出るまで粘り強く続けた結果、東京にある企業からオファーをいただくことができました。

現在はその企業で週3程度で働いており、日々わからないことだらけですがたくさん学ぶことができています。

私の今の目標はオーストラリアでエンジニアとして働くことであり、大学在学中に現地の企業でインターンもしたいと考えています。Visaの関係などからオファーを頂くことはすっごく難しいと思いますが、この経験を活かして絶対に結果が出るまで諦めずに挑戦し続けたいと思います

成績

学習面でいうと、大学の勉強もかなり充実していました。

私は、理学部必修の授業1つ(科学全般に関する授業)、Calculus 2 (微積分)、Data Analysis (統計基礎)、Foundation of Computing (プログラミング基礎)の四つの授業を取りました。

学期の最初は大学での勉強に関して少し不安だった部分がありました。というのも、授業のスタイルも高校と大きく異なりますし(大きなレクチャーと少人数のチュートリアルがある)、何よりも大学レベルの勉強についていけるか不安でした。

高校ではほとんど勉強したことのなかった統計では、最初の課題で70%を下回ったり、CSの中間テストで友達が満点をとっているのに自分は8割しか取れておらず、悔しい思いをすることがたくさんありました。

寮の友達には、” Are you going to the library again? ” と驚いた表情で聞かれるぐらい人一倍努力しました。その結果、Calculus 2の授業では上位2%の成績を取ったり、CSの授業で9割以上の成績を取ることができました。

しかし今回のセメスターを終えて一番感じていることは、大学の成績なんでどうでもええや!ということです。

というのも、大学の成績が高い生徒なんて毎年無数にいるしそれにこだわって他の経験ができていないと差別化できないし、他の優秀な人材に負けてしまうからです。

今学期で割と大学での勉強はそこまで苦しくないことがわかったので、これからは色々な経験を得ることにフォーカスして残りの2年の大学生活を充実したものにしたいと思います。

健康面

今学期を振り返っての一番の改善点は、自分の健康に関してです。

初めての一人暮らしかつ留学生活でしたが、友達もたくさん作ることができ、彼らと助け合いながら生活することができたのでメンタルヘルスのマネジメントに関しては満足しています。

しかし大学の勉強で忙しいことを言い訳に、自分の目標であった筋トレを継続することができず自分のフィジカルの健康面で不満があります。

この一番の原因はやはり、大学の勉強の優先度を高くしすぎて、筋トレをするなら勉強するということをしてしまっていたことです。

先ほども述べたように、これからは大学の成績にはあまりこだわらないことに決めたため、大学の優先順位を下げて筋トレや他の経験を積むことに時間を使っていきたいと思っています。

これから

今回初めての学期を通してとても強く感じたことは、CSっていう分野でいえば自分より経験があって自分よりスキル・知識が多い人は無数にいるということです。

そのような優秀な人材と将来競争をしていく上では、CSのスキルに掛け算として他のユニークな経験や他の分野の知識・スキルを持っておくことが非常に重要になります

だからこそ、2024年は「起業」に挑戦することに決めました。他の人があまり経験していないことだし、せっかくブログやツイッターも始めて海外大学界隈での知名度が上がってきたので、そこを活かして海外進学系のサービスを立ち上げます。

また今年を振り返って気づいたのは、自分はたくさん目標を作りがちということです。例えば英語力を向上する、インターンを獲得する、筋トレをする、高成績を取るなどです。それでは、色んなことにエネルギーを割く必要があり、それぞれの目標が中途半端に終わってしまうことが多いです。

なので来年、2024は「起業する」という大きな一つのゴールだけを持って目標達成のために努力していきたいと思います

最後に

今回はいつもの記事とは少しテイストの違う今学期の振り返りを書いてみました。

海外大学に在学していたり、海外大進学を目指している人の参考になれば幸いです。

来年に振り返りをするときに自分の目標が達成できるように、これからも努力を続けていきたいと思います。

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